犬との暮らしを楽しむ毎日

犬にも感情があります。そんな犬との生活を綴っています。

ノエルと腎不全①

腎不全と診断され病院へ通い出し約1年。
2016年6月11日19時40分頃、ノエル7歳で虹の橋を渡りました。

犬さん、猫さん同じ病気で頑張った方の
私も色んな方のブログを拝見し励まされました。
なかなか愛犬、愛猫にふりかからないと病名検索したりしないし、
私もそうでした。
症状に個体差がある様なので、
我が家の場合の経過を残しておきたいと思います。


振り返ると、
約1年前(2015.5)ノエル6歳6ヶ月(2.8㎏)
フェラリア検査の血液採取の時に、健康診断的な血液検査をお願いし、
外部検査機関に出す方が少し安かったんです。
で、その1週間後の検査結果、腎臓に関する数値が高値ですぐに再診に来てくださいとのことでした。
結果、腎臓が3分の1しか機能していない状態でした。
確かに水はよく飲むし、サラサラの尿、体重も増えにくく痩せ気味でした。


BUN(尿素窒素)102
クレアチニン(CREA)3.1


治療法として言われたのが、
〇血流を増やす薬→フォルテコールの投薬(調べると心臓病にも使われてる薬)
〇腎臓サポートの療法食
〇まずは入院しての点滴
〇病状が進行した時、炭の入った薬の投薬→溜まった毒素を排出する作用があるみたいです。

希望するなら大学病院も紹介するし、セカンドオピニオンに行ってもいいですと、
ただ、どこも同じ治療方法になると思うと言われました。

ネットで病気のこと検索していくと、
慢性腎不全は治るものではなく、治療も進行を遅らせるためのもの。
とても元気だったので、まずは入院して点滴というのがどうも可哀想でなりませんでした。

探しているうちに、「自然療法」というものがあると知り、
セカンドオピニオンへ2軒行き、でも「自然療法」と言っても先生の意見の違いが多少ありましたが、
家の近くの方が通いやすいので、近くの病院で副作用のない「自然療法」選択しました。

ノエルの場合は、
〇「ホモトキシコロジー」の皮下注射
何種類かの薬から病気に合わせて入れてもらう。
(病気を引き起こす有害な毒素を排泄する働きがある。)
〇食事は手作りのままでOK(療法食は美味しくないからな~なんて先生言ってたっけ。)
〇調子が悪そうだと皮下点滴
後は痩せていたのでもう少し体重が増えるように。


まずは皮下注射を2日に1回から始まりました。(2015.5.8開始)


約2週間後の検査(2015.5.23)
BUN(尿素窒素)98 [基準値7-27]
CREA(クレアチニン)2.1 [基準値0.5-1.8]


少し数値が下がり皮下注射、1週間に2回になります。


約1カ月後の検査(2015.6.20)
BUN(尿素窒素)60 [基準値7-27]
CREA(クレアチニン)3.1 [基準値0.5-1.8]


もし数値が下がらなかったら自宅点滴も考えて下さいと言われていたのですが、
なんとか大丈夫でした。
このころ体重2.9㎏と少し増え、
皮下注射も1週間に1回に。


腎不全の食事は、タンパク質制限と言われていますが、
迷いに迷ってこのころ(自己判断で)療法食に少しトッピングしたものを食べていました。
たまに吐き気はあったものの、
元気で食欲もあり快便でだったので、
夏以降は、皮下注射も2週間に1回まで減りました。

体重が増えて喜んでいたら、後ろ脚の膝が外れて痛かったり(パテラ)
膿皮症で薬もらったり。
それでも元気でいてくれてることがとにかく嬉しくて、
待合室で他のわんこに、ワンワンして、先生にも毎回捨てセリフ吐いて、汗。
先生やスタッフの皆さんに笑われていたノエル( ̄▽ ̄)。


同時に、
枇杷の葉温灸」が腎臓にいいと知り、
試してみますが、ビビリなノエルには温まって気持ちいいと感じる前に、
警戒態勢になってしまい「早く終わらないかな~」って思ってる風に見えたので、
やらなくなりました。、



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10月には7歳の誕生日を迎えられ、このままずっと元気でいて欲しかったな。


気になる診療費。
前年度まで入っていたペット保険、元気だったし更新しなかったんですね。
まさかこんなことになるなんて思ってなかったので・・。

「自然療法」ホモトキシコロジー皮下注射・・相場がどんなものわかりませんが。

皮下注射のみだと一回 ¥3,240(再診代、税込み)
これに点滴が加わると + ¥2,160(税込み)でした。
あと、血液検査や、膿皮症で薬もらったりしました。


たまたま近くの病院で「自然療法」の先生がいたのでこの方法を選択しました。
気さくな先生で、検査ばかりするのではなく体調を見てコントロールしてくれ、
そんなに点滴回数も多くなかった。
ノエルの性格からして入院せず通院で良かったと思っています。